頑張るってなに?

「がんばる」ってなんでしょうか。

 

頑張るという言葉の本当の意味などはよくわかりませんが、

私たちが現在よく使っているこの言葉は特に以下のような場面で耳にすることがあります。

 

「スポーツ」「勉強」「仕事」

あるいは

「練習」「努力」など、

 

これらは人間が生物として持っている「安心」や「楽」を求める体の欲求に

反する場面がほとんどです。

 

つまり、「頑張る」という言葉は、

『「体は疲れる」けど、その先の目的のために行動するとき』

に使われるということです。

 

 

スポーツは成長や勝利を目指して、

勉強は学力の向上や合格を目指して、

仕事は成果や貢献を目指しています。

 

そのために、

・疲れる

・面倒臭い

・辛い

・苦しい

・キツい

ことを乗り越えていくのです。

 

これらを乗り越える方法は、実は2つあります。

一つは今回のテーマの「頑張る」という方法です。

 

目の前の課題に対して、「自分は負けないぞ、負けてたまるか」という闘志を持って臨む

ことです。これは誰しもが経験をしたことがあるのではないでしょうか。

これを「勇気の働きかけ」としましょう。

 

その「勇気の働きかけ」に対抗するのが「愛の働きかけ」です。

 

それは、目の前の課題に対して、「受け入れる、許す、認める、愛する」という方法です。

 

この世に「苦しいこと」は、実は存在しません。

その人が「苦しい」と思った時に、初めてそれは「苦しいこと」になります。

 

幸せも不幸も同じです。

その人の認識というフィルターを通して作られるものです。

 

そして、「頑張る」という言葉には、冒頭に述べた通り、

目の前の課題を「辛いこと、苦しいこと、疲れること、面倒臭いこと」と捉えている

という前提があります。

 

この前提を覆すのが、「愛の働きかけ」です。

 

目の前の課題を「辛い、苦しい、疲れる、面倒臭い」と認識するフィルターが存在する

から、それは「辛い、苦しい、疲れる、面倒臭い」であるのであって、

 

それらを「嬉しい、ありがたい、楽しい」と認識するフィルターを通して見れば、

何事も「嬉しい、ありがたい、楽しい」と認識することができるのです。

 

このフィルターというのは、簡単に変えられます。

そう思えば良いだけです。

 

しかし、たとえ一瞬思ったとしても、すぐに今までの「面倒臭い」フィルターに

戻ってしまいます。

 

それは、今までその認識で生きてきていたために、仕方のないことですが、

意識して「嬉しい、ありがたい、楽しい」フィルターに通し続けることで、

段々とそのフィルターを自分のものにしていくことができます。

 

ですので、いきなり全て頑張る必要がなくなるというわけではないですが、

毎日少しずつ自分の意識を変えていくことで、日々より幸せな人になっていくことが

できるのです。

 

辛いこと、苦しいこと、面倒臭いことがたくさんあって、

困っている人がもしいれば、ぜひ試しにやってみていただければと思います。

 

今回は以上です。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。