「時間(現実)に捉われず、ゆっくり丁寧にやろうとする」

今回の記事では、「ゆっくりやる」ということについて書いていきたいと思います。

 

この「ゆっくり丁寧にやる」というのは、勉強や仕事などが面倒くさくて

やりたくないと思うような人に効果的です。

 

人は勉強なり、仕事なりを「終わらせるため」にやってしまいがちです。

 

しかし、「終わらせる」ことを望みながらやる勉強や仕事というのは、

それらからの「逃避」「解放」を求めているため、

取り組んでいるだけで「辛く」なってしまい、

 

「面倒臭い、辛い」だけでしかなく、「楽しい、面白い」と思えなくなってしまいます。

 

これは、三次元的な事柄(期限や目的)に捉われていることが原因です。

 

もちろん、人間は幸せだけを求める生き物ではなく、快を求めて生きています。

快がなければ、命の存続、種の存続は保たれないですからね。

 

あくまで三次元的成功の上に、幸せなどの四次元的成功が成り立っているとも

言えるでしょう。

 

そのため三次元的成功(お金や賞賛などの自己利益)を目的として行動を起こすのは

当然の結果です。

 

そしてその行動が実際に「勉強」や「仕事」などでしょう。

 

しかし、目的ばかりを追い求めてしまっては、その行動している過程の時間は

辛く、厳しく、ストレスフルな時間となってしまいます。

 

ですので、そもそも目的ばかりを求めるのではなくて、

過程にある勉強や仕事も自分が好きなものを選択することが好ましいでしょう。

 

そうすることで、結果だけが目的ではなくて、過程も目的となり得る生活に

段々と近づいていくことでしょう。

 

そして「ゆっくり丁寧にやる」というのは、

どんな勉強や仕事であっても、その意識を持つことで

結果(三次元的成功)に気を取られずに、過程(行動)に集中することができたり、

時間を気にしなくなることで、心に余裕ができて、目の前の小さな作業の一つ一つを

体感しながら(=楽しみながら)取り組むことができるようになります。

 

あくまで、その行動自体は三次元的成功の目的から

派生して生まれた過程ではありますが、その目的ばかりに気を取られず、

行動している過程では目の前のことにだけ意識を向けることで、

どんな勉強や仕事も楽しみながらできるというお話でした。

 

「早く終わらせるために、ゆっくりやる」

 

これは、一見矛盾しているようで、実はゆっくり丁寧にやろうとすることで、

・視野が広がり、随時工夫点などが見つかる

・ミスおよびやり直しが無くなる

等の効果により、早く終わらせようとヤッケになっている場合よりも

早く終わったりすることが容易にあり得ます。

 

明日一人でも多くの人が、自分の今ある仕事を「苦痛」だととらえず、

楽しみながら取り組めますように。

 

今回は以上となります。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。